ワイヤー加熱装置
線材の深部/表面だけ加熱
撚線全体の加熱(表面~深部)
電線・絶縁体の間のアルミラミネート加熱
あらゆるワイヤー(銅・鉄・アルミ等)の加熱が可能
WHF-series
概要
国内では珍しい、高周波誘導加熱電源を使用し非接触で加熱を行う事が出来る、ワイヤー加熱をご提供しております。
高周波誘導加熱電源は、従来の誘導加熱とは異なりシーブ等に接触せず、ワークコイルの中にワイヤーを通す事により、ワイヤーがワークコイルに流れる高周波電流で誘導加熱されます。その為、硬く曲げにくい線・太いワイヤー・中空線(管線)等の加熱も可能です。
高周波誘導加熱装置の周波数を可変する事により電線の表面から深部までの加熱深さが選定できます。
特長
- 入り口側よりワイヤーを入れ出口側で設定温度まで温度が上がる
- ワイヤーは誘導加熱に拠り、加熱が行われ、非接触でワイヤーが加熱される
- 単線・撚線・中空線・混合鋼線などのあらゆる線材の加熱処理が可能
- 周波数を低くする事で電線深部からの加熱
- 周波数を高くする事で表面だけの加熱
- 押出し後のアニール処理に最適
- 被覆を被せる前のプレヒート
- 撚線全体の加熱(表面から深部まで)
- 電線と絶縁体の間のアルミラミネート加熱
- 非接触の為、混合鋼線(銅・アルミ・鉄等)の均等加熱が可能
応用例
◆ ワイヤーロープの熱処理
◆ ワイヤーのプレヒーター
◆ 被覆ワイヤー加熱
◆ ワイヤーの焼鈍
◆ 架空電線の予熱
◆ 混合鋼線の熱処理